展示のご案内令和元年度春期企画展「埼玉の森と林業」

令和元年度春期企画展「埼玉の森と林業」

令和元年度春期企画展「埼玉の森と林業」

終了企画展示

2020年3月17日(火)〜2020年6月21日(日)

場所:本館1階 第2展示室

5月26日より、開館再開しています。

会期を 6月21日(日)まで延長します。

 

おうちでミュージアム!

展示の内容を動画で配信しています(全3回)。
①「埼玉の森」

②林業の歴史 江戸時代を中心に

③林業の歴史 明治から現在へ

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※現金または郵便小為替でのご購入になります。あらかじめご了承ください。
<展示図録:埼玉の森と林業>総ページ数:32p、価格:500円(税込)

~目次~
はじめに
第1章 埼玉の森
山地の地形
気温と降水量
植生帯
○トピック 埼玉のカエデ
第2章 埼玉の林業
江戸時代までの日本の「林業」の概略
江戸時代
明治から昭和時代
○トピック 本田静六
昭和の木材産業最盛期から現在
○トピック 森林認証とは
○トピック 「伐らない林業」と「伐る林業」
おわりに

図録の表紙と裏表紙

 

展示内容

埼玉県の西方に広がる森は、急峻で奥深いことで特徴づけられます。
荒川の水源である秩父から飯能にかけて広がる森を、地形や気候の特徴を交えて紹介します。
また、森と川は林業にも利用されてきました。
広い森を持つ秩父と西川材で有名な西川林業地は、荒川を利用して大都市江戸へ木材を運搬し発展していました。
その歴史はどのようなものだったのでしょうか。現在に至る林業の歴史を紹介します。

展示構成

🌲埼玉の森

入川(秩父市)のブナ林


〇埼玉県の地形・気候・植生
斜度を色分けした地図や年平均降水量の分布図、植生区分図を使い、埼玉県の山地の特徴を紹介します。
〇森の様子
亜寒帯の森、冷温帯のシオジ、ブナ、天然ヒノキ林など、森や木について写真と木の幹の標本で紹介します。
〇森の土
土の標本モノリスを展示し、森を支える土について解説します。
〇埼玉県のカエデ
日本に分布するカエデ28種のうち、県内には21種が分布します。カエデの分布や特徴などを紹介します。
★体験コーナー
・斜度体験:山地の傾斜を再現したスロープで山の地形を体感できます。
・木の香りと手触り体験:木のおもちゃなどで、木の香りや手触りを体感できます。
 
🌳埼玉の林業
旧大滝村を中心とした秩父地域の林業地と、旧名栗・吾野村を中心とした西川林業地を比較しながら、埼玉県の林業の歴史を年代ごとに分け、絵図・古文書・写真などで紹介します。

埼玉の林業(昭和時代)


<トピック>本多静六
埼玉県生まれの日本初の林学博士で、日本の林業に大きく貢献した本多静六について、資料や写真で紹介します。
 

関連イベント

埼玉県立川の博物館

〒369-1217 埼玉県大里郡寄居町小園39

休館日
月曜日(祝日・振替休日・県民の日・夏休み期間は開館)
年末年始(12/29~1/3)
施設整備の集中保守点検に伴う臨時休館有り
営業時間
通常期 9:00~17:00 ※入館は閉館30分前まで
夏休み期間
[平日]9:00~17:00
[土・日・祝・8/11~8/15]9:00~18:00
入場料
一般410円(240円) 学生200円(120円) 中学生以下無料
※()内は団体料金
※荒川わくわくランドとアドベンチャーシアター観覧は別料金
駐車場
あり(普通車:300円 バス:1030円)